秋例大祭 平成23年度は10月8日9日に賑やかに終了しました。(写真は数年前の写真です)

大蔵谷の牛乗り

神社の縁起を伝える神事で不死身の鉄人の連れてきた牛とされ、戦いの後殺してしまうのは可愛そうと太寺村に連れて行き飼育し、神社創建後、祭りには小千益躬に扮した人(古くはむらおさとされる)がこれに跨り、神事の中で「千年も万年も大蔵谷の浦において千と万と大祝い小祝いつづき候」と呪文を唱え、大蔵谷一帯の隆昌安泰を祈念したと伝わります。この際、牛乗りが撤く福銭を拾うと幸せになると云われます。儀式は、牛乗りの座す王党の陣屋と牛乗りの儀式を司る大党の当宿の間を使者が儀式を運営するための口上を次々と唱えながら、七度半行き来する作法は興味深いものです。大統と称す家が儀式を司るのがしきたりとなっています。(明石市指定無形文化財)

神楽獅子舞

「大蔵谷獅子舞保存会」(兵庫県指定無形民俗文化材)と称し、江戸時代に確立された稲爪神社の神楽獅子で、宵宮祭夕刻に祈祷の後に神門前の広場で宮入、また同じ神楽獅子として「大蔵谷獅子舞西之組保存会」が有り、それぞれに獅子舞を披露します。
だんじりの屋根で、荒々しく舞い狂いある時は繊細な動き、また可愛らしく戯れ、おたふくやひょっとこ、また天狗との絡み、最後には手に汗を握る三人継ぎの大技を披露し、古き時代への誘いに引き込まれていきます。また祭りの期間、氏子崇敬者の各戸を祓いに廻ります。

大蔵谷の囃口流し

江戸時代から伝わる神事です。いろいろな文句の謡があり、当時の風俗を面白おかしく歌い上げた庶民のはやり歌です。編み笠を被った浴衣姿の女性が三味線を弾き、浴衣姿の男性が扇子で顔を隠しながら、風変わりな神事です。(明石市指定無形文化財)